名古屋市内の小規模介護事業者・復職者の皆さまへ 基本から始める人も学びなおしたい人も 名古屋市主催 介護技術研修

研修内容

時間

9:30~16:30(お昼休憩11:30~12:30)

対象者
  • 所在地が名古屋市にある介護保険事業所に従事する方。
    (小規模介護事業所・復職者の方優先。優先条件の詳細は「研修対象者について」をご覧ください。)
  • 昨年度受講された方も受講可能です。
問合せ先

日本福祉大学 社会福祉総合研修センター
(名古屋市小規模介護事業所・復職者支援研修事業委託団体)

〒460-0012 名古屋市中区千代田5-22-35

TEL:052-242-3069 / FAX:052-242-3020

受付時間:月~金 10:00~17:00(祝日、夏季休業、年末年始を除く)

研修の詳細

①身体介護を中心とした介護技術

①-1 歩行・移動・移乗(定員:30名)

転倒のリスクの高い脳血管障害やパーキンソン症候群などの利用者を想定し、自立支援の考えを持ちながらも安全や介護者の身体を守る視点も重視した介護技術を学びます。知識に基づいた技術を伝えることで、介護現場で高齢者の状態が変化した場合でも臨機応変に活用できる技術の習得を目指します。

①-2 環境整備、ベッドメーキング・体位変換(定員:30名)

環境整備は介護の基本となり、どの介護場面にも付帯するものです。ここでは特に居室やベッドサイドの環境整備について学びます。また、ベッド上の利用者のからだの向きを変える方法、その時に起こる体の異変などについても知り、演習を通して学習します。

①-3 食事・口腔ケア(定員:30名)

食事に必要な機能は、摂食嚥下のメカニズムと座位姿勢の保持です。これらの知識を踏まえた食事介助を理解します。また窒息や誤嚥は介護事故でも上位を示し生命を脅かすため、食事中の観察の視点や対処についても学びます。更に高齢者は誤嚥性肺炎による死亡率が高いため、食事介助や口腔ケアを通して誤嚥性肺炎を予防する意識を高められるようにします。

①-4 排泄ケア(定員:20名)

排泄行為は生活習慣や羞恥心と関連し、尊厳に影響するために配慮が必要になります。また、排泄は健康状態を把握しやすく感染リスクも高いため、排泄物の取り扱いについて対策が必要となります。基本となる排泄行為のプロセスを理解し、ポータブルトイレの介助、おむつ交換の一連の流れを学習します。

①-5 清潔・着替え(定員:30名)

清潔援助は人が心地よく生活する上で重要です。清潔援助には、入浴・清潔援助を包括します。特に入浴は循環の変動が伴い介護中の命にかかわる事故の上位であるため、安全に介助するための方法を理解します。研修では、限られた時間であるため入浴体験の代用として、作用が類似する足浴を行います。また、衣類交換については苦痛を最小限に抑えた介助を学習します。

②認知症の理解とコミュニケーション技術

認知症の理解とコミュニケーション技術(定員:40名)

利用者を認知症の人ではなく、1人の「人」として尊重し、利用者に寄り添った介護を学びます(パーソン・センタード・ケア)。認知症の種類や中核症状など疾病を理解し、認知症ケアに関する知識を身につけます。また、具体的な事例に対する声かけや対応を考えながら、利用者の体験している世界を理解し、介護の質の向上を目指します。

受講スケジュール

①身体介護を中心とした介護技術

初心者や復職者が抱えることの多い悩み事や困りごと(利用者さんとの接し方・スムーズに介護ができるコツなど)について、現場で即実践できる基本的な知識・技術を学び、解決に導いていきます!演習は補助講師がついて手厚く実施します!

日程 内容 会場
6月12日(水) ①-1 歩行・移動・移乗 日本福祉大学 名古屋キャンパス
6月12日(水) ①-2 環境整備、ベッドメーキング、体位変換 ウインクあいち
7月10日(水) ①-3 食事・口腔ケア 日本福祉大学名古屋キャンパス
7月25日(木) ①-4 排泄ケア 日本福祉大学名古屋キャンパス
8月9日(金) ①-5 清潔・着替え 日本福祉大学中央福祉専門学校
9月6日(金) ①-2 環境整備、ベッドメーキング、体位変換 日本福祉大学名古屋キャンパス
9月7日(土) ①-1 歩行・移動・移乗 日本福祉大学名古屋キャンパス
9月17日(火) ①-3 食事・口腔ケア ウインクあいち
10月3日(木) ①-4 排泄ケア imy会議室
10月18日(金) ①-5 清潔・着替え 日本福祉大学中央福祉専門学校
10月24日(木) ①-1 歩行・移動・移乗 名古屋港ポートビルor
日本福祉大学名古屋キャンパス
11月14日(木) ①-2 環境整備、ベッドメーキング、体位変換 日本福祉大学名古屋キャンパス
11月19日(火) ①-4 排泄ケア ウインクあいち

②認知症の理解とコミュニケーション技術

介護現場で働く上で持っていて欲しい心構えから、認知症を抱える利用者さんの気持ちと介護従事者の気持ちの両方を研修内で紐解いていき、お互いがより良い関係となるための認知症の理解とコミュニケーション技術について学んでいきます。

日程 内容(全日共通) 会場
7月20日(土)
  • 認知症の種類と中核症状の理解
  • 行動・心理症状(BPSD)の理解
  • 状況に合わせたコミュニケーションの取り方、関わり方
  • 事例から考える専門職としての声かけ・関わり
名古屋港ポートビル
8月20日(火) 日本福祉大学 名古屋キャンパス
9月26日(木) 日本福祉大学名古屋キャンパス
11月6日(水) 上社レクリエーションルームor
日本福祉大学名古屋キャンパス

申込方法

下記フォームまたはFAXよりお申込みください。

FAXでのお申込みは受講申込書に必要事項を記入し、下記までお送りください。

FAX送信先052-242-3020

受講申込書【PDF】

【備考】

研修対象者について

①小規模介護事業所の種類

以下の事業所に従事されており、介護関係業務の従事期間の総計がおおむね3年を超えない方。また、社会福祉士、介護福祉士、介護職員初任者研修課程、実務者研修、介護支援専門員、精神保健福祉士の資格を有しない方。

居宅サービス
(介護予防含む)
  • 訪問入浴介護
  • 通所介護
  • 通所リハビリテーション
  • 特定施設入居者生活介護
    (定員29名以下のものに限る。)
  • 短期入所生活介護※
  • 短期入所療養介護※

※介護福祉施設サービス、介護保健施設サービス又は介護医療院サービスと併設されているものを除く。

地域密着型サービス
(介護予防含む)
  • 地域密着型通所介護
  • 認知症対応型通所介護
  • 小規模多機能型居宅介護
  • 認知症対応型共同生活介護
  • 看護小規模多機能型居宅介護
  • 地域密着型特定施設入居者生活介護
  • 地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護
介護予防・
日常生活支援総合事業
  • 予防専門型通所サービス
  • ミニデイ型通所サービス
  • 運動型通所サービス

②復職者支援の対象事業所の種類

以下の事業所での従事期間がおおむね2年未満、かつ、当該従事期間前に介護関係業務の経験があるが、当該従事期間前おおむね1年間に介護関係業務に従事したことがない方。「介護」に関する資格の有無は問いません。

居宅サービス
(介護予防含む)
  • 訪問介護
  • 訪問入浴介護
  • 訪問看護
  • 訪問リハビリテーション
  • 通所介護
  • 通所リハビリテーション
  • 特定施設入居者生活介護
  • 短期入所者生活介護
  • 短期入所療養介護
地域密着型サービス
(介護予防含む)
  • 夜間対応型訪問介護
  • 定期巡回・随時対応型訪問介護看護
  • 地域密着型通所介護
  • 認知症対応型通所介護
  • 小規模多機能型居宅介護
  • 認知症対応型共同生活介護
  • 看護小規模多機能型居宅介護
  • 地域密着型特定施設入居者生活介護
  • 地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護
施設サービス
  • 介護老人福祉施設
  • 介護老人保健施設
  • 介護医療院
介護予防・
日常生活支援総合事業
  • 予防専門型訪問サービス
  • 生活支援型訪問サービス
  • 予防専門型通所サービス
  • ミニデイ型通所サービス
  • 運動型通所サービス

③その他

定員に空きがある場合は、上記①②に該当しない方でも受講できます。

ただし、名古屋市内の介護保険事業所に従事する方に限ります。

問い合わせ

日本福祉大学 社会福祉総合研修センター
(名古屋市小規模介護事業所・復職者支援研修事業委託団体)

〒460-0012 名古屋市中区千代田5-22-35

TEL:052-242-3069 / FAX:052-242-3020

受付時間:月~金 10:00~17:00(祝日、夏季休業、年末年始を除く)