学部長メッセージ
2025 学部長メッセージ
社会福祉学部 保正 友子
社会福祉学部では、「ふつうのくらしのしあわせ」を実現する「ふくし」を体系的に学びます。
2025年度より、4専修から2専修に変わりました。総合政策専修では、主に総合的な政策構想力を身につけ、誰もがしあわせに暮らせる社会の実現に向けた公務員を目指します。現代社会専修では、主に専門的な知識や技術で様々な社会課題を解決するソーシャルワーカーを目指します。
どちらも社会福祉士受験資格取得が可能であり、現代社会専修では精神保健福祉士受験資格、認定スクールソーシャルワーク教育課程修了者、高等学校教諭一種免許状(福祉)取得も目指せます。
今後も魅力ある学部を目指しますので、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
教育・心理学部 江村 和彦
教育・心理学部では、2025年度から子ども発達学科がこども学科に名称変更し、幅広く「こども」について学ぶ学科へと進んでまいります。さらに学校教育学科、心理学科をくわえた3学科体制で、「すべての人びとに生きる勇気と希望を育てる保育・教育・心理のプロフェッショナルへ」をモットーに、学生を育てていきます。
プロフェッショナルになるためには、様々な資格取得や採用試験にパスしなければなりません。しかし、それがゴールにならないように、私たちは普段からすべての人々に耳を傾けて寄り添うことができる大人になってほしいと願い、教育に取り組んでいます。その成果として、就職率は毎年90%後半、実力をつけてそれぞれの職場で大活躍しています。また、卒業生をオープンキャンパスに招き、職場のこと、学生生活で得た経験などを高校生に語ってもらい、人と人とをつないでくれています。
これまで後援会の皆様に育てていただいた先輩たちに続くよう、学生たちは日々の学びの中で勇気と希望を育てています。今後ともご支援賜りますようお願い申し上げます。
スポーツ科学部 西村 直記
スポーツ科学部では、スポーツを通じて、チームワークやコミュニケーション力を向上させると共に、スポーツを多角的視点(人文・社会・自然科学的視点)から理解させることで、指導力、企画力、問題解決能力などを身につけさせることをミッションとしています。3年生からは、3つのコース(ふくしスポーツ、スポーツ教育、トレーニング科学)に分かれ、コース毎でより専門的な知識を高める学修も行われています。
また、昨年6月には知多奥田駅前の美浜町運動公園陸上競技場の運用が開始され、実技科目や演習科目での新たなフィールドとなっています。
部活動では、プロリーグで競技を続ける卒業生や、国際大会で活躍する在学生も増えています。今後とも変わらぬご支援をよろしくお願いいたします。
スポーツ科学部では随時FacebookやInstagramで情報発信をしていますので、是非ご覧ください。
福祉経営学部 杉本 浩章
福祉経営学部は、通信教育課程に特化した学部であり、全国そして海外に5千人を超える、年齢階層や社会経験の多様な学生が在籍しています。社会人の学び直し(リカレント教育)として学ぶ学生、社会福祉士や精神保健福祉士というソーシャルワーク専門職となる目標を掲げる学生、認定心理士やAFP資格審査試験受検資格の取得を目指す学生など、個々の学習目標も多様です。
日ごろはインターネットを通じた学習形態となりますが、一方で、ICTだけに頼らない直接的なコミュニケーションも活かした「人と出会い」「人とつながる」通信教育を目指しています。全国16都市17会場で開講するスクーリングを始め、本学部の取り組みへのご支援をお願いいたします。
健康科学部 山中 武彦
健康科学部は、理学療法学専攻、作業療法学専攻、介護学専攻の三専攻で構成されています。各専攻は、リハビリテーション医療や介護福祉領域における専門職である理学療法士、作業療法士、介護福祉士・社会福祉士の養成課程です。
元来、これらの職種は、疾病や障がいの悪化を防ぐ、いわゆる第三次予防の領域に従事することを専らとしましたが、現代では、心身の健康を増進する第一次予防までを職域とし、全国民の健康に貢献する専門職種として発展しています。
日本福祉大学における学びの特色は、ふつうのくらしのしあわせ(ふくし)について、生活の質(QOL)も視野に入れた広義の意味での“健康”に精通する人材を育成することです。
工学部 福田 秀志
工学部は、2専修すなわち「情報工学専修」と「建築学専修」で成り立っています。情報工学専修では、人工知能(AI)、インターネットやWeb、情報システム構築、福祉機器設計など、ソフトウェア・ハードウェア両面での対応が可能な高度な情報技術者を養成します。また、建築学専修では、住環境、生活環境、自然環境にわたるトータルな空間づくりができる技術者を養成します。
これらの技術を活用して、SDGsやすべての人のWell-beingに貢献するために、超高齢社会や気候変動対策をはじめとする環境問題などの社会課題解決のために必要とされる技術を開発できる人材の育成に努めています。
学生たちは総合基礎科目(教養科目)、専門科目、卒業研究(卒業制作)の順に学んでいきますが、入学から卒業まで教職員が全力で支援いたします。4年間の成長を楽しみにしていただければと思います。
経済学部 谷地 宣亮
経済学部は2026年に創立50周年を迎えます。それに先立ち、2025年度入学生より、経済専修と経営専修を導入しました。2専修ともに7つの科目群を設け、体系的な学びの実現を目指します。また、経済・経営の理論を学ぶ科目に加え、課題解決力を養うPBL(Project-Based Learning)科目も開講しています。
経済学部は、座学と実践を通じて経済と経営を学び、人々の幸福を考えて経済や組織を動かすことができる人材、いわゆる「ふくしマインド」を身につけた「経済人」を育成します。
大学通信「2024年学部系統別実就職率ランキング(経済系)」では、前年より1つランクを上げ全国第3位でした。経済学部では、教職員一同、キャリア形成をサポートしてまいります。今後ともご支援を賜りますようお願い申し上げます。
国際学部 佐藤 慎一
国際学部は、多文化共生の視点を持ち、国際的なチームで協力しながら地球市民としての責任を果たす人材の育成を目指しています。生成系AIをはじめとする技術の発展が進む中、実体験の重要性はますます高まっています。そのため、本学部では実践的な体験を重視し、グローバル社会で活躍する力を養います。
卒業生は、民間企業、英語教員、日本語教員、海外協力隊など、多様な分野で活躍しています。在学中は、留学生と日本人学生が共に学び、多文化理解を深めながら挑戦し、成長を重ねています。異なる文化に触れ、協働する経験を通じて、主体的に考え行動する力を育みます。学生の成長を温かく見守り、引き続きご支援賜りますようお願い申し上げます。
看護学部 白尾 久美子
看護学部は、看護の基礎的要素に重点を置き、精選したカリキュラムの基、少人数教育を取り入れ、確かな知識と技術、コミュニケーション力を備え、看護に関わる多職種と連携・協働できる力をもった看護職を育成しています。
実習では、困難に直面することもありますが、実践を丁寧に振り返りながら、専門職としての態度と技術を着実に身につけ、日々成長を見ることができます。教職員は、学生生活、学業、就職、国家試験対策において、学生さんと誠実に向き合い、全力でサポートしております。新たに学修者本位の教育への転換をさらに目指し、教育DXの推進も検討しております。今後ともご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。