3歳のときに患った脊髄炎の影響で右腕に障がいを負う。父親の誘いで小学2年のときに野球を始め、高校3年の夏に甲子園に出場し、右翼手としてベンチ入りを果たした。同年秋に三井監督からスカウトされ、陸上競技に転向。初めての公式大会の記録は31m12。1カ月後には41m60を記録し、日本パラ陸上競技連盟の強化育成選手に選出。2019年6月に大阪で行われた「第30回日本パラ陸上競技選手権大会」において、2019年11月にドバイで開催される世界選手権派遣記録を突破し、日本パラ陸上競技連盟の強化指定選手に選出。 日本福祉大学 経済学部3年生の高橋峻也さんが「ドバイ2019世界パラ陸上競技選手権大会」に日本代表として出場することが決まり、その健闘を祈念して2019年10月24日(木)に壮行会を開催しました。会場となった美浜キャンパス120教室には強化指定部に所属する全学生、教員、職員らが集まりました。まずは陸上競技部の三井監督より、日本代表決定までの道のりや高橋さんの記録について紹介。その後、丸山理事長、児玉学長より激励の言葉が述べられました。続いて強化指定部代表からメッセージと花束、記念品が贈られるとともに、各部活動・サークルから趣向を凝らした応援メッセージ動画がプロジェクタで流れ、会場から感嘆の声が上がる場面も。高橋さんは所信表明で「皆さんのおかげで、大学入学時から目標にしていたパラリンピックに、あともう少しのところまで来ることができました。パラリンピック内定をめざして頑張ります。」と述べ、大きな拍手が沸き起こりました。ドバイ2019世界パラ陸上競技選手権大会に向け壮行会を開催。陸上競技部 高橋峻也さん高橋峻也さんプロフィール陸上競技F46クラス/日本福祉大学経済学部3年陸上競技部副主将監督やコーチらに感謝の意を表する児玉学長激励の言葉を贈る丸山理事長高橋さんを囲んで記念写真左から、三井監督、久保コーチ硬式野球部の立石蓮さん、Ⅰ部サッカー部の末房裕章さん、女子バスケットボール部の坂本優奈さん、女子ソフトボール部の田中優菜さんら強化指定部代表4名より花束を贈呈抱負を語る高橋さん学生活動支援助成&キャンパスライフ3115
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