わたしのおばあちゃんは、わたしがしょうがっこうににゅうがくまえににゅういんしました。びょうきだとわかるまえは、あやとりやおりがみ、おてだまなど、いっしょにあそんでくれました。びょういんへおみまいへいくときわたしはおまじないのおてがみをかいてもっていきます。
「おばあちゃんと、てをつないでおさんぽにでかけたいな。またみちにさいているおはなのなまえをおしえてね。」と、かいてわたしました。おばあちゃんはてがみをよんでくれるたびにえがおで「ありがとう。あなたのやさしいこころがうれしくてなみだがでるよ。おまもりにしてたいせつにするね。」と。
びょうしつからかえるときはかならずあくしゅをします。それは、いつもいっしょにさんぽをするときにてをつないでくれるおばあちゃんのてをおもいだしてわたしもげんきをもらいたいからです。てをつなぐとふしぎとべんきょうもスポーツもがんばろうとパワーがわきます。
びょういんからいえへかえれるすうじつは、わたしのすきなおかずやおやつをつくってくれます。ずっとたっていられることができないので、なんかいもきゅうけいしながら、いっしょうけんめいつくってくれます。おやつのおにまんじゅうをつくってくれるとき、わたしもさつまいもをきる、こなをまぜるおてつだいを、いっしょにつくりたいといっておてつだいをしました。おばあちゃんといっしょにつくったおにまんじゅうは、いままでたべたなかでいちばんおいしかったです。おばあちゃんからいろいろなことをおそわることができてうれしいです。げんかんではきちんとくつをそろえる。げんきよくあいさつをする。ものをたいせつにする。いわれてやるのではなくいやなことでもじぶんからこうどうする。おかあさんもおなじことをいうけれど、おばあちゃんがいえへかえってくると、いつもよりわたしはえがおになれます。わたしのこころのなかにいるたいせつなかぞくです。