特別賞
「支え合い」

東浦町立東浦中学校 1年

横井 結乃よこい ゆの

私は、生まれてから今まで、家族はもちろん、親せき、友達、地域の方、学校の先生、病院の先生、習い事の先生、上級生や下級生など、たくさんの人と関わり合いながら、成長してきました。

例えば、友達は、分からないことがあったら教えてくれたり、一緒に遊んでいると、楽しい気持ちにさせてくれたりします。地域の方は、私たちが安全に登校できるように守ってくれたり、お祭りなどの行事を計画してくれたりしています。学校や習い事の先生は、勉強や習っているものについて、くわしく教えてくれます。病院の先生は、病気になったときに処置をして、その病気に合った薬を出してくれます。私は、たくさんの人に支えられています。支えられているばかりなので、私にもできることを少しでも多く取り組みたいと思っています。ベルマークやプルトップ、エコキャップを集めたり、ぼきん活動に参加しています。他にも、盆踊りでたいこをたたいたり、屋台の手伝いをしたり、ちょボラで老人ホームに行き、皿洗いや、高齢者の方の食事運びを手伝いました。高齢者の方は、手伝いをしたり、お話をしたりすると、とても喜んでくれて、「ありがとう」と言ってくれます。私は、「ありがとう」と言われて、少し役に立てている気がしてうれしくなりました。自分が助けてもらったり、支えてもらったりしたときにも、たくさん「ありがとう」と言っていきたいと思いました。そして、このボランティアをきっかけに、もっと他のボランティアにも参加したいと思いました。ミュージックベルで、老人ホームやしせつに行って、演奏したり、敬老会でもひろうしたりしました。老人ホームでの演奏では、高齢者の方にベルに触れてもらい、一緒に演奏しました。演奏が終わると、一緒に演奏した高齢者の方は、笑顔で、「ありがとう」と言ってくれました。私は、ボランティアをやっていてよかったなと思いました。

今後は、今までやってきたボランティアは続けて、やったことがない他のボランティアにも挑戦していきたいです。まずは身近なことから探して、例えば、学校であまり日本語が分からない子に日本語を教えてあげたり、地域で困っている人がいたら、優しく声をかけたりして、やったことのない新しいボランティアにも積極的に取り組みたいです。

私たちは、気づかないうちに、たくさんの人と関わり、支えてもらったり、助けてもらったりして、生きています。支えてもらうばかりではなく、自分たちもできることはないかと考え、支えてあげるということが助け合いだと思います。助け合うことで、みんなが笑顔になり、よりよい生活ができるように、小さいことから人のことを考えて行動していきたいと思います。