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後援会からのお知らせ

大学後援会幹事会(役員会)を開催しました

2020年09月29日

 9月19日(土)今年度1回目となる大学後援会幹事会(役員会)を開催しました。新型コロナウイルスの影響を鑑み、今回はオンライン会議システム「Zoom」を活用し、日本福祉大学東海キャンパスと幹事のご自宅を接続して大学後援会幹事会(役員会)が開催されました(後援会幹事15名(内、Zoom参加12名)、大学出席者8名の計23名が出席)。

Zoomで参加された幹事の皆様
東海キャンパスで出席された皆様(写真右)

 開会に先立ち、安川彰𠮷後援会会長が、「今年度事業計画は全会員に書面でお諮りし、既に承認いただいています。本日は、後援会事務局から中間報告・提案を受け、 また、幹事の皆様との意見交換を通して、より良い形での事業推進について議論していきたいと思います。コロナ禍での学生の皆さんの学びや諸活動に対し、後援会としても、 全面的にバックアップをしていく所存です」とご挨拶されました。

開会挨拶を行う安川彰𠮷会長

 次に大学近況として児玉善郎学長より、新型コロナウイルスへの対応として「学生・教職員の安全と健康を守ることを最優先にしつつ、 大学として学生の学びの保障をしていく」と大学の基本方針について報告されました。その後、オンライン授業実施にあたっての対応(マニュアル作成や相談窓口設置等) や総額5億円規模の総合支援策についての説明が行われました。また、既に後期授業は原則としてオンラインで行われていますが、実技・実習・演習など対面が必要となる科目以外も 対面授業を行うことができるよう、検討を進めていることも報告しました。
 片山善博学生部長からは、「前期は新型コロナウイルスの影響を受け、対面での新入生歓迎会やサークル活動が思うように実施できなかった。 後期の活動再開に向けて学生が動き出しているため、大学としても積極的に支援を行いたい。また災害ボランティア活動も前期は現地に赴く形での被災地支援ができず、 物資や募金活動に留まった。しかし、他大学が開催するオンラインフォーラムに学生が参加し、コロナ禍における災害支援について考えるきっかけを得たため、 非対面での支援活動の在り方を学生とともに模索していく」と主に課外活動での学生の様子につき報告されました。

大学の近況について報告する児玉善郎学長(写真中央)
学生の課外活動について報告を行う片山善博学生部長

 続いて後援会事務局より、今年度事業の進捗状況報告が行われました。前半期は予定していた会員との交流事業の開催を見送らざるを得ませんでしたが、 後半期は感染拡大防止に努めるとともに『コロナ禍の中でもできること』を積極的に取り組んでいきたいと報告が行われました。
 また、広報・通信事業については、対面での事業が実施できていないという実態に鑑み、WEBコンテンツを充実させ、情報発信を強化したいと報告されました。
 併せて今年度事業計画にある『新型コロナウイルスに伴う学生支援助成』が改めて報告され、大学に寄付する形での予算執行が確認されました。

 その後、学生の近況について保護者幹事から報告が行われ、以下のようなご意見・ご要望をいただきました。

<就職活動に関して>

  • 保護者としても就職活動がこれからどのようになっていくのか不安(子ども発達学部3年保護者)

<授業に関して>

  • オンライン授業は一方通行のように感じるため、ディスカッションを取り入れた方がよいと感じる(子ども発達学部3年保護者)
  • 大学からのサポートにより、漠然とした不安が解消されたと聞いている(スポーツ科学部4年保護者)
  • 入学してすぐにオンライン授業となったため、あまり友人ができていないように見受けられる(教育・心理学部1年保護者)
  • 大学に通学できていない状況だが、段階的に再開されるであろう対面型授業を通じて友人との交流等、人間としての成長を期待したい。(経済学部1年保護者)

<その他>

  • 新型コロナウイルスの影響で課外活動が制限されたため、能力を高めたり、経験を積む活動が妨げられたように感じる(子ども発達学部3年保護者)
  • 子どもと接する機会が増え、話をする機会が増えた(スポーツ科学部2年保護者)
  • Zoom等のオンラインでは、対面講義と違い”温度感”がわからないという話を聞く。 コロナ禍でもコミュニケーション力を身に付け、相互に信頼関係を築いていく取り組みが必要かと思う。 そういったことについてもぜひ全体で議論をしていくことが重要ではないか。(経済学部3年保護者)
  • 大学に通学できていない状況だが、段階的に再開されるであろう対面型授業を通じて友人との交流等、人間としての成長を期待したい。(経済学部1年保護者)

 岩切道郎副会長から「新型コロナウイルスの影響により、多くの就職採用面接が急遽オンラインへ移行しましたが、学生・企業・大学ともに経験がなかったため、 学生さんはオンライン面接対策やアプリケーションのインストール・管理等の苦労もあったように思います。大学には今回の経験を蓄積し、今後の学生の就職活動のために活かしていただきたい。」
 榊原康弘副会長からは「経済活動の停滞により企業は大打撃を受けております。しかし、”With コロナ”によって1番苦労されているのは学生の皆さんだと思います。体調面はもちろん、 精神面の管理にも気を配っていただき、次のステップに進んでいただけたらと思います。企業としてもコロナに負けないように努力したいと思います」と、お話されました。

岩切道郎副会長
榊原康弘副会長

 最後に丸山悟理事長から「大学は知識を得て、学友から刺激を受ける場所である。対面とオンラインの双方を活用して知性と人間性豊かな社会人を養成するため、 後援会からご支援・ご協力賜りたい」との閉会挨拶がありました。

閉会挨拶を行う丸山悟理事長
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