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2021年度 日本福祉大学セミナー

日本福祉大学セミナー講演会および第33回後援会定例総会を実施しました

掲載日: 2021年6月12日

 6月12日(土)にオンラインで2021年度日本福祉大学セミナー講演会および第33回大学後援会定例総会を実施し、本学学生保護者を中心に約200名が参加しました。

 主催者を代表し、安川 彰𠮷 会長より「昨年はコロナ禍の影響を鑑みて講演会を中止したが、今年はオンライン形式で実施することができた。本日の講演が、心でつながることの重要性や、ふくしとアートから広がる未来について、参加者の皆さまとともに考える良き場になれば幸いです。」とご挨拶されました。

 日本福祉大学セミナー講演会では今年度、映画監督の安藤桃子氏をお招きし、「1人1人の感性 -ふくし×アート-」という演題で講演いただきました。当日は愛知県での緊急事態宣言下ともあり、高知のご自宅よりオンラインを介してご登壇されました。講演では、「国ごとに(コロナ以外の)ウイルスの影響を受けたことはあれど、世界全体がこれほど1つのウイルスに影響を受けたことはないように思う。Stay homeの期間を通じて、自身の内面と向き合う時間も増えたのではないだろうか。私自身も、緊急事態宣言下の中で、「高知ならでは」の人と人とのつながり方や、日常的なコミュニケーションの場面を懐かしむことが多くなった。年齢や職業、障害の有無など人には様々な個性があるが、感性、心は誰しも皆が持っていて、違いのないもの。それを否定せずに関わり合うことが重要であり、それが”普通”になることを願っている。」とお話されました。

 視聴者からは安藤さんの元気の源を尋ねる質問があり、「“食”が元氣の源。日常生活では思い通りにいかないことも多いが、自分の行動を受け入れ、認めてあげることが大切」と回答されました。

 対面形式ではない分、一般的には参加者との一体感を感じづらいオンライン講演ですが、当日は他にも出された多くの質問に耳を傾けながら回答され、視聴された200名の方との臨場感あふれる講演会になりました。

 続いて、第33回定例総会が行われました。
 冒頭、丸山 悟 理事長が「自身の専門分野以外についての学びを深め、本学が提唱する『ふつうのくらしのしあわせ』を社会実装するための『多職種連携教育』を促進していく」と挨拶されました。

 引き続き、児玉 善郎 学長からは「愛知県内でのコロナ感染者数が急増したことを踏まえ、一部授業をオンラインとした。今後も引き続き社会情勢を注視しつつ、何より学生の皆さんの命を守ることを最優先とし、教育の質の維持・向上に努めていきたい」とご挨拶いただきました。

 その後、議事に入り、2020年度事業実施報告と決算、2021年度事業計画、予算、役員体制が審議され、賛成多数により全ての議事が承認されました。

 定例総会終了後、児玉学長から大学近況について報告を行いました。
 時間の都合上、ご紹介できなかった学部長からのメッセージも以下のページにて公開しておりますので、ぜひご覧ください。

 最後に、鈴木就職部長より就職支援体制や2020年度の就職実績、保護者と学生の理想的な関わり方等について説明がありました。

<参考:当日プログラム>

1 日本福祉大学セミナー講演会
演題:「1人1人の感性」 -ふくし×アート-
講師: 安藤 桃子 氏(映画監督)
13:00~14:00
2 日本福祉大学後援会第33回定例総会 14:15~15:00
3 大学近況報告 15:10~15:40
4 就職状況報告 15:50~16:20
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