◆同窓会員リレー随想

■ 第4回 ■
作業療法学科4期生  竹内 佳子
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リレー随想 第3回を担当した「やまたか」よりバトンを受けました、竹内佳子です。 卒業以来職場も名字も変わっておりませんが、安城市の安城更正病院にて11年間勤務していました。 安城市の中核病院であり、主に脳卒中患者の急性期リハと当院の強みでもある手の外科Drのもとハンドセラピィを特に興味深く行ってきました。 10年を経過した頃から、現状の業務や今後の在り方に対して悩み、考えるようになりました。 特に身障急性期OTは同じように悩んでいる人もたくさんいるかと思いますが、PTとの分業の難しさを感じていました。 またハンドセラピィに関しては、Drが常に最先端の手術を施している手に対して、後療法としてもっと高い技術を身につけていたら、goalも違っていたのではないかと感じ始めました。 幸い(?)独身である身の軽さを武器に、11年間勤務した病院を退職し、アメリカワシントン州にある Eastern Washington University に平成25年6月より留学することを決断しました。 最終的な大学院を出るまで5年以上はかかってしまうのですが、これだけの時間と費用を投資するからには、帰国後何か貢献できる結果を残してきたいと思っています。
 
最後に、皆様は日々のOT業務の中に『結果』と『責任』をどれだけ感じていますか? 私はずっと見出せず苦しんでいました。アメリカの地で答えが見つけられたらと思います。
 
次は、職場の元先輩でもあった、私が尊敬し、面白くて大好きな1期生の太田崇さんにバトンを渡したいと思います。

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